日本看護補助者の会について

会長挨拶

「いつもそっとそばにいる」――。
看護師であっても、看護補助者であっても、患者様やご家族様の心に寄り添い、一番近くで支えるその尊い役割に変わりはありません。

私自身、医療の道は看護補助者からスタートしました。だからこそ、現場を根底で支え、安心できる療養環境をつくってくださる皆様の存在の大きさを、身をもって知っています。

一方で、現場で直面する立場の弱さや、やり場のない悩みに、私も長く心を痛めてきました。本会は、そんな皆様の心に寄り添い、確かな知識や技術を共有しながら互いに支え合える「心温かい居場所」でありたいと願っています。

皆様が元気で明るく、そして誇りを持って働き続けられるよう、全力で伴走してまいります。

日本看護補助者の会 会長 神田直孝

教育部長挨拶

教育部長を務めさせていただきます、岩永です。
私もかつて看護補助者として現場に立ち、ベッドサイドで医療に携われる喜びとともにありました。その経験と想いを糧に今の自分があります。

しかし、実際に看護師として働く中で、看護補助者の皆様が抱える立場の弱さや、現場での不安の声を耳にする機会も多く、その大変さを痛感し、「私に何かできることはないか」とずっと悩み続けてきました。

だからこそ本会では教育の立場から、皆様がご自身の役割に確かな「アイデンティティ」と誇りを持ち、心から安心して働ける場を共につくっていきたいと考えています。
一人ひとりの成長を温かくサポートしてまいります。

日本看護補助者の会 教育部長 岩永真林

設立支援メッセージ

男性看護師はマイノリティーであるがゆえに、長らく声を届ける場がありませんでした。
しかし一人ひとりの声を集め続けた結果、暴力や暴言にさらされる現場の実態が可視化され、カスタマーハラスメント対策の義務化という政策変化につながりました。

実は、男性看護師の中には看護補助者としてキャリアをスタートさせた方が少なくありません。
看護補助者は、私たちにとって「同じ現場を歩んできた仲間」でもあるのです。

その看護補助者の方々は、男性看護師よりもはるかに多くの方が医療現場を支えています。
それでも、声を集める組織が存在しなかった。処遇改善加算の議論も、コロナ禍の対応も、当事者の声が届かないまま政策が動いていく場面を、私は何度も目にしてきました。

声さえ集まれば、現場は変わる――その確信をもとに、この会の設立支援を決めました。全国の看護補助者が安心してスキルを磨き、悩みを相談し、そして社会に声を届けられる拠り所となるよう、日本男性看護師會として全力で支援してまいります。

一般社団法人日本男性看護師會 代表理事 坪田康佑

発起人メッセージ

私どもは、医療現場に看護補助者を提供する立場として、日々『現場を機能させる』という責任と向き合ってまいりました。

現場では看護補助者の役割は拡大し、医療の質と持続性を支える“基盤”となっています。

しかし一方で、役割の曖昧さや育成の属人化に加え、待遇面での競争力の低下もあり、担い手である看護補助者の確保は年々難しくなり、現場を支える人数そのものが減少しているのが実情です。

いま求められているのは、『現場任せ』から『仕組み化』へ、『補助』から『専門性』へと進化させることです。

本団体の取り組みを通じて、看護補助者の職業価値の可視化を進め、持続可能な医療現場の実現に貢献してまいります。

株式会社タスクフォース 代表取締役 鳴川 光平(看護補助者事業/発起メンバー)